小児のむし歯予防のポイントがわかった
親子で取り組むほうが行動変容が起こる
黒澤さん:当院では以前、お子さん“だけ”のむし歯予防に力を入れていました。でも、親と子がどちらも予防に取り組んで行動変容を起こしているケースと比べてみたところ、そちらのほうが小児のむし歯罹患率が低かったんです。
そのため現在は、「家族で一緒に予防する」「妊娠中からお母さんのカリエスリスクを下げる」を必須にしています。
母子感染の話から善玉菌に変える提案を
黒澤さん:初診で来院された方には、必ずミュータンス菌の母子感染についてお話します。
「生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、必ずミュータンス菌が座る席が用意されています。ミュータンス菌の中でもよい菌がたくさん座ってくれると、むし歯のリスクは低くなる。反対に悪い菌がたくさん座ると、リスクは高くなってしまうんです」と説明。お母さんのミュータンス菌の質を善玉菌に変える提案をして、『デントカルト』によるだ液検査を行ないます。


