予防の素晴らしさを実感して、人生が大きく変わりました

川村 陽子さん(スマイルケア 西八王子デンタルクリニック/歯科衛生士)

菌を見て、すごく衝撃を受けた

「マズイ! これはむし歯になるよなー」と実感

私は以前、当院に患者として通っていました。恥ずかしいのですが、昔から歯科医院にはむし歯でよくお世話になっていて……。主婦だったときに治療のために来院して、ここで初めてだ液検査を体験したんです。
結果には本当に衝撃を受けましたね。見た瞬間、自分の菌の多さに「マズイ! これはむし歯になるよなー」と思いました。

上の子も下の子も同じように気をつけていたのに

そして心配になったのが、ふたりの子どものこと。すぐに連れてきて検査してもらったところ、当時3歳だった下の子にすごく菌が多かったんです。「上の子も下の子も同じように気をつけていたのに、なんで?」「まだ小さいのに、こんなに菌がいるの?」とショックだったのを覚えています。
不安になっていた私に、歯科衛生士さんが教えてくれました。子どもを守るためには、まず親が口の中の環境を整えるのが大事。その姿を見て、子どもも身につけていく。「しっかりやっていこう」と思いましたね。

メインテナンスと予防のすごさがわかった

歯科衛生士さんにたくさん相談した結果……

それからは親子で歯磨きをがんばり、メインテナンスにも通うように。歯科衛生士さんから食生活やフッ素の使い方などのお話を聞いたり、お口のために何をしたらいいのか相談もたくさんさせてもらいました。こんなに口腔内についてちゃんと考えたのは初めてでしたね。
そして、下の子が小学生になって歯が生え変わるときにもう一度、だ液検査をしたんです。すると、菌がグッと減っていて! すごくうれしかったですね。

患者さんを変えられる仕事に魅了されて

「メインテナンスってすごい! 予防ってすごい!」と2回目の衝撃を受けました。菌が多いからがんばろうと思って続けた結果、こんなに変わるなんて。
もともと私は予防や健康にちょっと興味があったんですが、こんなふうに患者さんを変えられる仕事っていいなと思うようになりました。そこから専門学校に通い、歯科衛生士になったんです。

菌が多くても、カリエスフリーを達成!

自分の菌を見たときから人生が変わった

だ液検査を受けるまでの私は、典型的な“痛くなったり詰め物が取れたりしたら歯科医院へ行く”タイプでした。
でも、自分の菌を見たときから人生が変わったんです。だ液検査という体験を通して意識と行動が変わり、お口が健康になっていく。人の人生を変えられる予防って本当に素晴らしいと思います。

高校生の患者さんが「歯科衛生士になりたい」と

私の子どもは現在、24歳と21歳になりました。ふたりともずっとカリエスフリーなんですよ! これってすごいことですよね。
それから、小学生のときから私がみている高校1年生の患者さん。この子が「歯科衛生士さんっていいな。私もなりたい」と言っているんです。患者さんが当院で予防の価値を知って、一緒に働いたり情報発信するようになってくれたらうれしいですね。