ワンタフトブラシで磨いたら、時間が経っても歯がツルツル! この体感をもっと多くの人に知ってほしい

後藤 かなえさん(立川南口歯科/歯科衛生士)

限定的な提案をしていたワンタフトブラシ

課題は患者さんに使い続けてもらうこと

私がTBIでよく提案しているのは、歯ブラシ・歯間ブラシ・ワンタフトブラシです。ただワンタフトブラシは、限られた人だけに紹介していました。たとえば7番の遠心が磨けていない方、8番が半埋伏の方、矯正中の方などです。
「ここをピンポイントで磨いた後、歯ブラシで全体を磨いてください」と患者さんに伝えると、みなさんその場では「なるほど。使ってみます」と言ってくれるんです。でも次に来たとき、「どうでした?」と聞くと「ちょっとめんどくさくて……」という答えがちらほら。なかなか続けられないという声をよく耳にしました。
患者さんの使い続けたいという気持ちは、どうやったら引き出せるのだろう? そう考えていたところ、歯科衛生士向けのサイト『タフトくらぶ』でこの悩みにぴったりのセミナーが開催されると知ってすぐに参加を決めました。

「半分磨き」で実感した圧倒的なツルツル感

ワンタフトブラシの実力にびっくり!

セミナーは期待どおり、とても収穫が多かったです。特に目からウロコだったのは、「ワンタフトブラシで隅角部・歯頸部も磨いていい」ということ。「ピンポイントで使うもの」というこれまでの思い込みが、ガラリと変わりました。
ワンタフトブラシについてもっと知りたい、自分でも使ってみようという気持ちが盛り上がり、そこで参加したのが「半分磨き」のモニターです。
実践したのは朝3列ブラシで全顎磨いた後、片顎をワンタフトブラシで磨き、夜に左右の違いをチェックするという方法。やってみると、朝ワンタフトブラシで磨いたところは夜になってもツルツルのままなんです!「こんなに違うのか」と驚きました。同時に「これは患者さんに伝えなきゃ!」って思いましたね。

自信を持って提案することで、患者さんの反応が変わった!

キラーワードは「全部の歯に使えますよ」

それからは、ワンタフトブラシをさまざまな方に提案するようになりました。「私も使っていて、すごくツルツルになりますよ」と、自分の体験も話すようにしています。あとはこちょこちょっと動かすだけで汚れが落ちるので、実際にやってもらう機会を増やしました。試すとみなさん、「ホントだ!」「やりやすい」とおっしゃいます。
全顎に使えるっていうのも、けっこう患者さんに響きますね。たとえば7番の遠心のためだけにこれ1本を使うとなると、患者さんの気持ちがなかなかついていかないんです。「ここだけのためにやるのもなぁ……」みたいな。でも「全部の歯に使えますよ」と伝えるようになってから、継続する人が増えたように感じます。先日も、あるおばあちゃんが「これ、使いやすいね。家でもちゃんと使ってるよ」と言って、また新しく買っていってくれたのはうれしかったです。
自分が本当にいいと思ったものだからこそ自然に、そして自信を持っておすすめできる。その気持ちは患者さんに伝わるのだな、としみじみ感じています。

ワンタフトブラシのよさを伝えるなら、体感してもらうのが一番

試しに使ったスタッフや先生方にも変化が

すっかりワンタフトブラシに惚れ込んでしまった私は、医院のスタッフや先生方にも紹介しました。すると最初は、「自分にはいらないよ」「使うところある?」という反応。自分も昔そう思っていたので、その気持ちわかるなぁと思いつつ「これ、全顎に使えるんですよ!」とおすすめして、ちょっと使ってもらったんです。
やっぱり実際に体感してみて、感じるものがあったのでしょうね。院内に提案用のワンタフトブラシを常備しているのですが、最近その減りが早くて。みんなけっこう勧めるようになったみたいです。
これからも自分自身ワンタフトブラシを愛用しつつ、そのよさをどんどん広めていきたいと思っています。さらには自分の引き出しをもっと増やして、今以上に患者さんの状況やニーズに合わせた提案ができる歯科衛生士へ――。日々実践を重ねながら、学びを深めていきたいです!

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